ベトナム1部リーグ ソンラム・ゲアンFCとの包括的連携協定の進捗状況について

| 2024/04/11

2024年3月、包括的連携協定を結んだベトナム1部リーグ所属のソンラム・ゲアンFCを水戸ホーリーホックフロントスタッフが訪問しましたことをご報告いたします。なお、今回の訪問に関する概要は下記の通りです。

▶︎包括的連携協定に関するリリースはこちら

■訪問スタッフ
・市原 侑祐 (事業執行役員)
・瀬田 元吾 (事業戦略執行役員)

訪問の背景
・2023年12月に取締役GM西村卓朗が来越し、クラブマネジメントやスタッフの人材育成システムなど、バックオフィス業務の質や価値の向上を目的とした取り組みを優先的に行い、将来的にはアカデミーを含めたより多くの交流や両クラブを取り巻く自治体やパートナー企業も巻き込んだ多角的な関係性の構築を目的として包括的提携を締結した。
・同協定に基づき、水戸ホーリーホックの事業面を担うクラブスタッフが来越し、ソンラム・ゲアンFCのクラブスタッフらとの具体的な取り組みの進め方について、意見交換を行う予定となっていた。

■訪問の主な目的
・ソンラム・ゲアンFCを取り巻く環境を視察し、関係各位の方々との意見交換を通じ、クラブに関わる方々の人的・物的リソースを把握するとともに、業務内容や現状を正確に理解すること
・Jリーグや水戸ホーリーホックのこれまでの歩みの紹介と、スポーツビジネスとしての成長に関する資料を用いて説明し、その中でプロサッカークラブとしての収支構造の考え方や、それぞれの項目についての詳細を紹介すること

■今後の具体的な取り組み
・帰国後にオンラインミーティングを行い、今後の進め方をタンロングループおよびソンラム・ゲアンFC関係者と協議した。両クラブスタッフが定期的に現地訪問し、「パートナー営業」および行政と連携した「ホームタウン活動」における事例づくりを優先的に行う。
・ソンラム・ゲアンFCはクラブ拠点を置くゲアン省との関係性が非常に深いことから、Jリーグおよび水戸ホーリーホックが長年重視してきたホームタウン活動の概念や取り組みが、ソンラム・ゲアンFCの更なる発展やゲアン省との関係性構築に寄与できると考えている。

タンロン・グループ 概要

2000年に設立、 精米加工販売・養豚・機械製造・小売店舗運営など幅広く事業を行う。
当グループが生産するお米「ST25」は、2019 年の世界会議で最優秀賞を受賞するなど品質・安全性の高いブランドを展開する企業としてベトナム国内外で評価されている。
ベトナムの成長を支えるグループ企業の1つ。

■タンロン・グループ公式HP
https://www.tanlonggroup.com/

ソンラム・ゲアンFC 概要

ベトナムのゲアン省の省都ヴィン市をホームタウンとするベトナムプロサッカーリーグVリーグ所属のサッカークラブで、現在はタンロン・グループがオーナーを務める。
過去には多くのベトナム代表選手を輩出している国内屈指の名門クラブ
1979年創設(ベトナムで最も歴史の長いサッカークラブ)
ホームスタジアムは収容人数1万8,000人

■クラブ公式HP
https://www.slnafc.com/

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