村田航一選手 ツエーゲン金沢へ完全移籍のお知らせ

| 2025/12/29

この度、村田航一選手がツエーゲン金沢へ完全移籍することが決定しましたのでお知らせいたします。

【村田 航一(むらた こういち)選手 プロフィール】

■ポジション
DF

■生年月日
1996年9月6日

■身長/体重
178cm/78kg

■出身地
宮崎県

■サッカー歴
アリーバFC→日章学園中学校→日章学園高校→明治大学→水戸ホーリーホック

■出場記録
≪2025シーズン≫
【J2リーグ】3試合1得点
【カップ戦】1試合0得点
【天皇杯】0試合0得点

≪通算≫
【J2リーグ】130試合7得点
【カップ戦】1試合0得点
【天皇杯】4試合1得点

■村田航一選手コメント
「親愛なる水戸ホーリーホックファミリーの皆さまへ。

今シーズンも温かいご支援、ご声援を本当にありがとうございました。そして、J2優勝・J1昇格、おめでとうございます。
これまで水戸ホーリーホックを愛し、歴史を紡いできたすべての皆さまの想いが、この結果を引き寄せたと思います。

昇格が決まった瞬間、水戸を愛する皆さんと喜びを分かち合えたあの時間は、クラブが掲げる「夢と感動と一体感の共有」を最も体現した瞬間だったと感じています。
ピッチ上の一員としてその場に立ち会えたことは、僕の人生においてかけがえのない経験になりました。

今シーズン、個人的にはピッチでチームに貢献できた時間は多くありませんでした。度重なる怪我もあり、自身の力不足を痛感しています。
それでも苦しい時間を乗り越え、前を向き続けることができたのは、同じように葛藤を抱えながら努力を続けるチームメイト、常に親身になって支えてくださったメディカルスタッフ、愛を持って接してくださったテクニカルスタッフ、そしてスタジアムやアツマーレで声をかけてくださったファン・サポーターの皆さんの存在があったからです。心から感謝しています。

そして今回、大卒から7年間を過ごした水戸ホーリーホックを離れる決断をしました。
簡単な決断ではありませんでした。
自分自身と向き合い、多くの方と話をさせていただく中で、最終的には自分の心に従って決断しました。

Jリーグデビュー、初ゴール、通算100試合出場、そして昨シーズンにはキャプテンという大役も、水戸ホーリーホックで経験させていただきました。
これから先もこの街で、大好きな人たちに囲まれ、サッカーに没頭し、成長し続けたい。
そして与えてもらった愛に、水戸ホーリーホックでプレーするという形で応えたい。そんな想いがあったのも事実です。
ただ、ここ2シーズンはスタンドから試合を見つめる時間も増え、『どんな立場でもクラブのために』という想いを持ちながらも、一人のサッカー選手として『本当にこのままで良いのか』という葛藤がありました。
シーズン終了後に今回のオファーをいただき、改めて自分自身と向き合いました。
そして最終的に僕の心を突き動かしたのは、『ピッチの中で貢献したい』という純粋な想いでした。
J1という新たなステージへ挑む水戸ホーリーホックに、在籍8年目の選手として残ることよりも、新たな環境に身を置き、挑戦することが今の自分には必要だと感じました。
この決断を尊重してくださったクラブにも、心から感謝しています。

この7年間で、多くの選手、スタッフ、フロント・アカデミースタッフ、パートナー企業の皆さま、行政関係者の皆さま、そしてファン・サポーターの皆さんと出会い、たくさんの愛をいただきました。
プライベートでも、たくさん好きな場所ができ、縁もゆかりもなかった水戸の地が、今では愛着のある、大好きな土地になりました。
そう思える場所に出会えたことが、僕にとって何よりの財産です。この7年間関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝しています。

そして、卓朗さん。
大学3年時まで目立った活躍ができず、就職活動を進めていた僕を、大学4年時に見つけてくださり、水戸でプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせていただき、本当にありがとうございました。
卓朗さんに出会い、水戸ホーリーホックでプレーした7年間は、これからの人生における糧となりました。
「自分で選んだ道を正解に。」
この言葉を胸に刻み、これからも頑張っていきます。

7年間、良いときも苦しいときも、スタジアムに足を運び、熱い声援を送り続けてくださったファン・サポーターの皆さん。
期待に応えきれなかったことは、本当に申し訳なく思っています。
それでも皆さんの存在に支えられ、最後まで水戸のために闘うことができました。

本当に、ありがとうございました。

長々と書いてしまいましたが、まだまだ書ききれないほどの思い出と感謝がたくさんあります。
とにかくお伝えしたいのは、大きな大きな感謝です。
皆さんへの感謝の思いを胸に留め、これからも自分らしく一生懸命、頑張っていきます。

水戸ホーリーホックのJ1でのさらなる躍進を、心から願っています。
7年間、本当に本当にお世話になりました。」

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