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株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック第30期決算概要及び役員人事について
株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック第30期決算概要及び役員人事について
クラブ | 2026/04/27
平素より弊社に対し、格別なるご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
弊社は、本日4月27日、第30回定時株主総会を開催し、第30期(令和7年(2025年)2月1日から令和8年(2026年)1月31日まで)の事業報告及び計算書類報告を行い、承認されましたので、下記の通りお知らせいたします。 また、役員人事につきましても、同株主総会及び臨時取締役会におきまして下記の通り決定いたしましたので、お知らせいたします。
1.水戸ホーリーホック 経営状況の推移

(単位:百万円)
| 決算期 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業収入 | 561 | 590 | 578 | 623 | 752 | 762 | 824 | 1,024 | 1,104 | 1,224 | 1,642 |
| (スポンサー収入) | 190 | 199 | 195 | 205 | 259 | 291 | 313 | 507 | 574 | 641 | 793 |
| (入場料収入) | 81 | 87 | 83 | 84 | 114 | 69 | 78 | 90 | 109 | 136 | 170 |
| (Jリーグ配分金) | 82 | 82 | 144 | 146 | 144 | 151 | 158 | 161 | 102 | 100 | 106 |
| (その他) | 208 | 222 | 156 | 188 | 235 | 251 | 275 | 266 | 319 | 347 | 573 |
| 営業費用 | 561 | 587 | 588 | 624 | 744 | 791 | 873 | 1,020 | 1,099 | 1,224 | 1,639 |
| (事業費) | 448 | 474 | 473 | 500 | 605 | 632 | 709 | 790 | 834 | 932 | 1,295 |
| 内選手・チーム スタッフ人件費 | 249 | 262 | 261 | 275 | 321 | 335 | 351 | 396 | 407 | 443 | 506 |
| (一般管理費) | 113 | 113 | 115 | 124 | 139 | 159 | 164 | 229 | 265 | 292 | 344 |
| 営業利益 | 0 | 3 | ▲10 | ▲2 | 8 | ▲29 | ▲49 | 5 | 5 | 0 | 3 |
| 経常利益 | 2 | 5 | ▲10 | 1 | 8 | ▲25 | ▲48 | 6 | 5 | ▲1 | 4 |
| 当期純利益 | 2 | 4 | ▲10 | 0 | ▲21 | ▲27 | ▲49 | 6 | 6 | 2 | 12 |



2.第30期決算(令和7年2月1日~令和8年1月31日)
■損益計算書(単位:百万円)
| 科目 | 決算 | 前期比 |
|---|---|---|
| 営業収入 | 1,642 | +418 |
| スポンサー収入 | 793 | +152 |
| 入場料収入 | 170 | +34 |
| Jリーグ配分金 | 106 | +6 |
| アカデミー関連収入 | 32 | ▲9 |
| 物販収入 | 155 | +57 |
| 移籍補償金等収入 | 238 | +145 |
| その他収入 | 148 | +33 |
| 営業費用 | 1,639 | +414 |
| トップチーム人件費 | 505 | +141 |
| 試合関連経費 | 153 | +29 |
| トップチーム運営経費 | 147 | +18 |
| アカデミーチーム関連経費 | 117 | +22 |
| 物販関連費 | 116 | +44 |
| その他売上原価 | 190 | +66 |
| 移籍関連費用 | 66 | +46 |
| 販売管理費及び一般管理費 | 344 | +48 |
| 営業利益 | 3 | +3 |
| 営業外収入 | 4 | +3 |
| 営業外費用 | 3 | +1 |
| 経常利益 | 4 | +6 |
| 特別利益 | 13 | +7 |
| 特別損失 | 5 | +2 |
| 当期純利益 | 12 | +11 |
■貸借対照表(単位:百万円)
| 科目 | 決算 | 前期比 |
|---|---|---|
| 資産の部 | 711 | +81 |
| 流動資産 | 508 | ▲36 |
| 固定資産 | 203 | +118 |
| 負債の部 | 525 | +68 |
| 流動負債 | 342 | +94 |
| 固定負債 | 183 | ▲26 |
| 資本(純資産)の部 | 185 | +12 |
| 資本金 | 100 | ±0 |
| 資本剰余金 | 136 | ±0 |
| 繰越利益剰余金 | ▲50 | +13 |
3.経営数値に関する分析
経営面では、チームの好成績に伴い、パートナー社数増や既存のパートナーの増額による広告料収入増、入場者数の増加に伴う入場料収入増、伴って物販収入増、また選手の移籍による移籍金収入等により、売上高が16億4千1百万円となり、今期も過去最高の売上高を更新、初めて16億円を超えることができました。特に、入場料収入、広告料収入、物品販売収入で過去最高を計上いたしました。
支出面では、人件費や経費増加により16億3千8百万円となり、営業利益3百万円、経常利益4百万円となりましたが、特別利益計上により、税引後当期純利益は1千2百万円、4期連続の黒字を計上することができました。
4.今期の予算および現状について
これまでの皆様のご支援のおかげで昨年J2優勝・J1昇格をし、経営面では、前期売上高が16億円を超え、4期連続の黒字決算となりました。今期は、シーズン移行に合わせて、2026年2月1日から2026年6月30日の5か月で決算を行い、1月決算から6月決算に変更いたします。この5か月決算では、売上高10億円と平均入場者数8,500人を目指します。
広告料収入は、2026/27シーズンに向けて引き続き金額・件数ともに増やしてまいります。入場料収入は、来ていただくお客様への安心・安全・快適な環境提供、個別試合での施策、そして先を見据えた新規顧客獲得とファンの育成を行ってまいります。
チームは2026/27シーズンを見据えたチーム作りを行います。また、2026/27シーズンはホームスタジアムを水戸信用金庫スタジアムとして申請しており、所有者である茨城県から認めていただいたものの、開催に必要な条件整えは水戸ホーリーホック側で行うため、整備等の準備も進めます。シーズン移行期という特別な5か月で、今後J1に居続けるために必要なことを徹底的に追求し、その体制を整え、より拡大していけるような準備をしてまいります。
5.施設整備事業(スタジアム・アカデミー拠点)について
施設整備事業のスタジアムにつきましては、前述のとおり、2026/27シーズンから当面は水戸信用金庫スタジアムを使用することを予定しており、その準備を急ピッチで進めます。一方で、新スタジアム構想につきましても、引き続きホームタウンの中での候補地の選定、新設のみならず、既存施設の改修案なども視野に入れながら各所と調整してまいります。
アカデミー拠点につきましては、SISファシリティの人工芝グラウンドを使用させていただいており、続いて4月末竣工予定の茨城ロボッツのトップチーム練習体育館の中に、ユースチーム用のロッカーや使用させていただけるトレーニングジムができます。また、次の3期工事として、2期工事に入りきらなかった機能の整備も予定しております。
6.役員人事(4月27日付)
代表取締役 社長 小島 耕
取締役 執行役員 鈴木 郁恵
取締役 執行役員 瀬田 元吾 ※新任
取締役(非常勤) 沼田 邦郎
取締役(非常勤) 小野 哲人
取締役(非常勤) 遠藤 隆光
取締役(非常勤) 磯﨑 拓紀
監査役(非常勤) 関根 俊輔
取締役の西村卓朗は期中に辞任いたしました。
在任中のご厚詮に対しまして、厚く御礼申し上げます。
7.最後に
本日4月27日、水戸ホーリーホック第30回定時株主総会において昨期の事業報告ならびに取締役選任が行われ、私が引き続き代表取締役社長を拝命しましたことを報告させていただきます。
昨期は営業収入においては2024年期より134.1%増の成長、過去最高売上を実現すると同時に四期連続の黒字決算で終えることができました。
また前期に続いて事業面の大きな柱であります広告料収入、入場料収入、物販収入も過去最高となりましたこと、これはひとえに日頃よりクラブを支えていただいておりますファンサポーター、パートナー企業、各ホームタウン関係者、株主、その他全てのステークホルダーの皆様のおかげです。この場を借りて感謝を申し上げます。 そして経営面の伸長と同時に競技面においてもJ2リーグ優勝、今季よりJ1リーグへの昇格を実現できましたことを重ねて御礼申し上げます。
今夏にはJリーグが世界水準のリーグを目指す上での大きな改革である、いわゆる「シーズン移行・秋春制」が開始されます。本日の株主総会においてはシーズン移行に合わせた決算期の変更についても決議いただきました。2026年2月から6月まで五ヶ月間の決算期を経て、2026年7月1日(〜2027年6月30日)からは新たな決算期となります。
本日の株主総会中、その後の記者会見においてクラブの5年後のあるべき姿、中期経営計画を発表させていただきました。
「GO J1からGO ASIA」
2031年の水戸ホーリーホックが到達している場所
・経営面では売上45億円超え。
・トップチームはAFCチャンピオンズリーグ出場。
・アカデミー(ユースチーム)は関東プリンスリーグ昇格、そしてその先を含めた上位リーグへの定着と継続したトップチームへのタレントの供給。

私が社長を拝命した2020年7月、最初の記者会見で「J1昇格、そしていつかはアジアを目指す」という言葉を口にしました。正直、あの時はコロナ禍だったこともあり、目の前の経営危機を乗り越えることが先決で、私の「J1そしてアジアへ」という言葉を取り上げてもらうこと、信じていただくことは皆無だったという記憶があります。
今日の「アジアへ行く」という目標は当然のことながら足元のJ1残留、28億円売上死守(2026/27期目標)の少し先にあるものとは言え、私はこのクラブの次の夢を多くの皆さんと実現したいと考えています。


水戸ホーリーホックは競技面、事業面での弛まぬ挑戦と前進を続け、今があります。
「地方市民クラブの持つ可能性を日本スポーツ界、日本サッカー界へ表現し、豊かな地域文化の実現や日本社会の未来へ向け一石を投じる存在になる」
毎年のリリースに書かせていただくこの想いは今日も変わることはありません。
クラブの未来と前進へ強い想いと覚悟を持って、今期も会社経営に当たります。
どうかファンサポーターをはじめ全てのステークホルダーの皆様からの引き続きのご支援ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック
代表取締役社長 小島 耕