濱崎芳己監督
「結果としてドローというのは、最低限の積み上げができたとは思っています。ただ、無得点では勝てません。いつも言っていますけど、点を取るところというのを、チャンスを作ることもそうですが、決めきる力はまだまだ。この東京Vさんに見せられないということは、改善の余地があるんだろうなと思っています。とはいえ、2試合連続無失点というところは選手たちに評価できると伝えましたし、続けていかないといけないと思っています」

山田奈央選手
「久々の先発ということもあって、自分の中ではすごく緊張していました。なかなかチャンスが回ってこない中での出番だったので、自分の中での今シーズンラストチャンスだという思いがあったから、余計に緊張してしまいました。それでも、自分の特長である前に潰しにいくところをしっかり出すことができた。自分としては無失点という結果を出せたので、守備に関しては満足しているところはあります。でも、やっぱり相手がいい流れでも必ずワンチャンスかツーチャンスは訪れる。そこで勝ち点3を手繰り寄せられなかったことが反省すべきところだと思っています」

村田航一選手
「5年目でキャプテンをやらせてもらって、ちょっと感慨深いものがありました。だからといって、急に何か新しいことができるわけではないですし、今までやってきたことの延長線上線上にしかないので、これまでもコツコツとやり続けるだけです。試合は押し込まれる時間が長かったですけど、全員がハードワークして粘り強く守ることができました。ただ、前線の選手も守備に追われることが多くて、なかなか攻撃の機会を作ることができなかった。守備のよさを継続しつつ、攻撃の機会を増やして、攻撃の質を高めていくことが大事だと思います」