〇濱崎芳己監督
「まずは90分サッカーをしていないなというのが一番感じたことです。特に前半45分。相手をリスペクトしすぎたのか、怯んでしまったのか。そういった部分でいわゆるフットボールの本質というところをまったく欠くようなプレーが多かったかなと。ただ、後半はそれを取り返して、選手たちはよく戦ってくれたと思います。1点が遠かったですけど、最後の最後に同点に追いついたということは、次につなげることができると感じています」

○寺沼星文選手
「ゴール場面は（後藤田）亘輝君から良いくさびが入ったので、自分は相手を押さえながら受けるのは得意なので、ワンタッチで前を向いてシュートをGKのニアに付けて撃ちました。カバーもいなくて、相手との一対一だったので、最初からシュートを狙っていました。ああいった場面では勝てるイメージがあります。それで自分の形が出せて良かったです。秋田まで駆け付けてくれたサポーターの皆さんに負けて帰るよりも、自分のゴールで引き分けに終わるのとでは、意味が違うと思う。水戸のゴールを見せることが出来てよかったです」

〇長井一真選手
「加入後初出場となりましたけど、自分自身の良さを出せず、悔しさが残る試合となりました。もっとサッカーの根本的な戦う部分や『相手に絶対勝つ』という気持ちを押し出したプレーを出すべきだった。そして、自分の良さである、技術の部分でもっと違いを作らないといけなかったのに、（ボール）フィーリングが良くなくて、うまく出すことができなかった。そこの悔しさがあります。自分をもう一度見直して、次の甲府戦に向けて、最高のパフォーマンスができるように準備していきたいと思います」