濱崎芳己監督
「3.11の次の日ということで、我々のクラブはあれからいろんなことがあって今があるので、選手たちには結果は当然求めますけど、悔いのないというか、見ている方々に元気を与えられるような試合をしようということで臨みました。ただ、なかなかかみ合わせがよくなくて、攻撃のリズムが作れないまま、前半失点してしまいました。後半ギアが入るかなと思ったのですが、町田さんのうまさというか、圧力というか、そこに個人としても、チームとしても屈したかなと思います。この負けを次につなげないといけないと今は非常に思っています」

武田英寿選手
「前半は自分たちでボールを持つ時間は長かったですけど、勝負所、得点に直結するところを見つけられなかったことが反省点。ビルドアップでリズムを作り出すところで、ボランチが触れているのはいいんですけど、ボール保持の時間が長すぎたところがありました。その原因は前の動き出しが少なかったこともありますし、攻撃のリズムを作れなかったところもありました。そこに難しさを感じていました。そして、チームとしてミスが多かったかなと感じています」

大崎航詩選手
「開始14分に、自分の対応のところで折り返されて、失点してしまいました。そこから相手が前から来なくなった中で相手に合わせてしまったというか、のんびりサッカーをしてしまった。最後の部分で勝負球が入らなかったり、後ろで回すだけでリズムを変えるようなボールが入らなかった。相手は前に強い選手がいて、速い選手がいて、結局ロングボールを蹴られて、そこで競り負けてしまってリズムを作れなかった。前半は自分たちのゲームができない時間が続いたように感じていました。後半は自分たちの流れになりながらも決めきる力がないと、多少リスクを背負って攻めているので、ああいう失点を食らってしまうことになる。前半から後半のような形を作れていれば、状況は変わっていたと思いますし、決めきるところで僕らは決めきれなくて、町田はしっかり決めきったことが今日の試合だったと思います」