秋葉忠宏監督
「アウェイなので、小さな声で『This is Football』。これがあるから、フットボールはやめられないですし、この一瞬の歓喜のために普段選手はつらく苦しいトレーニングをしていますし、サポーター・ファミリーも町田の地まで130人以上こういう瞬間を見に来てくれたんだと思っています。そういうものを前節見せれなかった分、今日見せることができました。本当に選手たちのポテンシャルの高さ、潜在能力の高さみたいなものにただただ驚きを覚えているというのが正直な感想です。ただ、ゲームの方は正直言うと、前半はかなりお説教をしないといけないような内容でした。0対2になってから、火がついているようではダメ。こんなゲームは年間に1～2回できるかできないかですから。そうならないように、最高の状態で次の金沢戦に挑めるように中3日で最高の準備をしたいと思います。次は開始から90分間、継続してできるように。入りはアップとか、昨日までのトレーニングも含めてすべてつながっていると思っています。今日の前半のようにならないようにしたい。後半のような展開を90分できるように、また引き締めてやっていきたいと思います」

前田椋介選手
「（決勝ゴールの）流れは全然覚えていないですけど、最初ニアの方に走ろうと思ったけど、DFが前に2人ぐらい見えて、ニアに入れなかったので、後ろで構えていたら、後藤田選手がいいボールを入れてくれました。ボールは見えていなかったのですが、足を出したら入ったという感じでした。自分は前節出場停止でチームに迷惑をかけてしまったので、今日は絶対勝ち点3を取ろうという気持ちで入りました。勝利はしたものの、前半の入り方がよくなくて、2点のビハインドを負う試合展開になってしまったことは反省材料。次の金沢戦に向けていい準備をして挑みたいと思います」


〇山田奈央選手
「前半から入りが緩くて、センターバックが跳ね返せなかった。チームに迷惑をかけてしまいました。後半も改善できないままズルズル悪い状態の守備が続いた中、前線の選手が1点取ってくれたことによって、自分たちの前向きに戦うことができるようになりました。試合を通して、自分の未熟さがもろに出ました。同時に水戸ホーリーホックは素晴らしい選手が揃っていると感じましたし、救われた部分が大きかったなと感じました」