秋葉忠宏監督
「5連戦の最後の中、大宮の地まで300人以上のサポーターとファミリーが来てくれて、ゴール裏を青く染めて、我々にエネルギーとパワーを与えてくれました。常に選手に言い続けたのは『苦しくなったらゴール裏を見ろ』ということ。変わらず我々の背中を押してくれるし、一緒に戦ってくれる12番目の選手がいるという話をしました。選手が90分間、相手より走るところ、ハードワークするところ、インテンシティーや球際や1対1といったサッカーの本質のところで上回り続けてくれた、違いを見せ続けてくれたからこそ、こういう結果になったと思います。なので、これからも我々がやるべきことを徹底して、どこのチームと戦おうが、どの場所だろうが、やり続けて、こういうゲームをしたいなと思います。ゲームの方は選手たちの肌感覚で新里と森が左右入れ替えた中で仕留めてしまう。そういう勝負所や相手の嫌なことをやるということに対して、試合の流れを読めるようになってきたことはよかったと思っています。今までなかなかセットプレーで点を取れませんでしたが、今日みたいにセットプレーで点を取れると楽なゲームになるとあらためて感じました。流れで2点、3点取って、点が取れなくて苦しい時にセットプレーで点を取れるとゲームが安定しますし、勝ち点を拾えるということをあらためて感じたゲームだったと思います」


新里涼選手
「２トップの近くでプレーすることを今日はいつもより意識していました。2トップが相手のセンターバックと対峙している中、うまくこぼれてくる可能性があるかなと思って走り込みました。本当はダイレクトで打とうと思ったんですけど、最近プレーに余裕が出てきたこともあって、ファーストタッチをいいところに出すことができて、あとは流し込むだけでした。苦しい時に得点を決められることはチームのためになるので、個人的にそれをうれしく思っています」

楠本卓海選手
「数年間点を取ることができていませんでした。最近セットプレーでボールに触る機会が増えていて、どこかで点を取りたいと思っていたので、決められてよかったです。0で抑えられたことはよかったと思います。千葉戦ではゴール前のところでやられたところがあったので、今日はゴール前で全員が体を張ってはじくことができた。そこは千葉戦の反省点を活かせたと思います」