秋葉忠宏監督
「みなさんが待ちに待ったJリーグが、1週遅れでしたけど、開幕できました。ホームで4600人以上、昨年最多の観客数より多いお客さんであり、サポーターであり、ファミリーがケーズデンキスタジアム水戸に駆けつけてくれたことがうれしかったです。だからこそ、ファミリー・サポーターの前に勝つ姿を見せたかった。でも、選手たちは最後までファイトしてくれましたし、ゴールに向かってくれました。非常に光であり、希望が見える試合をしてくれたなと。ただ、今日に関して言えば、いろんなものの運に見放されたところがありました。ジャッジのところや天候でも前後半向かい風での戦いを強いられました。また、開幕独特の硬さなのか、普段なら決めているシュートが入らない。開幕は特別なゲームなんだなとあらためて感じました。仙台さんは開幕を終えているので、力を抜いてフィニッシュをすることができていました。最後のところで少しだけ硬さが見えたことがもったいなかった。次からは今以上の力やゴールを決める姿を見せてくれると思います。とにかく今日のことは忘れて、よかったことだけは覚えて、反省すべきところは反省して、選手にはまた気持ちを切り替えてもらって、硬さのない中で90分素晴らしいゲームをしてもらいたい。幸いなことに来週もホームで試合できますから、しっかり勝つ姿を見せられるように。連敗する姿を見せないように、しっかり切り替えて、いい準備したいと思います」

新里涼選手
「自分達は開幕戦ということで、待ちわびていた試合でした。全員テンションが高かった印象がありますし、その中で先制点を上手く取れた所までは自分達のプラン通り。最初の所で力を使えました。そこから全体的に試合を通じて、自分達の隙だったり、いつもと違うことが何個も起きたなという印象が自分の中にあります。そういう中でも不運なことが起きても勝ち切るチームにならなければいけないと感じられた試合でした」

高井和馬選手
「出場する時は1-1だったので、点を決めることを意識して入りました。先に2点目を入れられてしまったので、そこから逆転しようとしていました。得点場面は大崎選手から横パスが来て、相手が前に何人かいたので、上手く外してから撃とうとしました。上手く剥がせたので、冷静に撃てたと思います。自分はやはり得点の部分は求められていますし、そういう所を期待されていると思います。そこで一つ結果を出せたのは良かったです。僕自身、開幕戦で点が取れたことがなかったので、そこは良かったです」