秋葉忠宏監督
「1対0で試合を折り返して、前節とまったく同じシチュエーションで後半を迎えました。選手たちは同じ轍を踏まないように目の色を変えて、集中力高く、最終ラインやGKを含めて最後まで体を張ってくれました。中盤や前の選手もさぼることなく、守備で戻ってきてくれた。その結果が無失点で勝ち点3を取れたと思っています。水戸のDNAであるハードワークや走力のところをしっかり最後まで出してくれたからこそ勝てたと思うので、これからもしっかり出し続けたいと思います。攻撃の方は2点、3点、5点ぐらい取れるチャンスはありましたから、1点では苦しい展開になってしまいますから、前の選手にはいい守備をしたうえでクオリティーの違いを見せてもらえるようになってもらいたい。攻撃的なチームを目指して作っていますから、1点で終わるのではなく、たくさんチャンスを作ったからこそ、しっかり点を取り切る。そういう試合をできるようにしたいと思います。J1に行ったことのある松本さんとアウェイの戦いで、最後まで戦い続けた選手たちは素晴らしかった。ここで中断期間に入れますから、リフレッシュして、ゆっくり休んでほしいと思います」

藤尾翔太選手
「（伊藤）涼太郎君から（奥田）晃也君にボールが渡った時に真ん中のスペースをわざと空けていた。そこに晃也君がいいボールを出してくれたので、ゴールに流し込むだけでした。前節は僕が1ゴールしたものの、チャンスはもっといっぱいあって、僕が決め切っていれば勝てた試合。今節も僕が得点して、追加点を勝てたら良かったと思うのですが、勝ち切れたのはすごく良かったと思います」

タビナス・ジェファーソン選手
「結果的に1-0でしたが、試合運び自体も自分達の思った通りでした。本当に点が取れなかったのが反省点で、チームとしてはチャンスが作れましたし、本来自分達が持っている攻撃力を出せましたし、前からの守備もはまっていました。結果は1-0でしたが、それ以上の試合になりました。決め切っていれば、後半も楽に試合を運べたと思いました」