秋葉忠宏監督
「今日は前節の0対3の状況から、選手たちがこの1週間ファイティングポーズをとり続けて、自分たちに矢印を向けてトレーニングしてくれた成果が今日の勝ち点1につながったと思います。監督としても、選手としても、本当に尊敬している石丸清隆監督率いる山形相手に、お互いによさを出し合って、ぶつかり合って、お客さんが入った中でプレーできたことがうれしかった。今日は本当にエキサイティングで、我々もドキドキしましたし、興奮しました。お互いの感情や思いがぶつかり合う、これがフットボールだなという試合ができました。山形さんにも感謝しています。こういう試合を見せることによって、サポーターがスタジアムに来てくれるようになると思うし、サッカーのレベルが上がっていくと思います」

山口一真選手
「自分の得意の形で、あれをプロになってからずっと練習していました。鹿島の時はミドルシュートが入らず、『何で入らないんだ』という気持ちだったので、今日は証明できて良かったです。あの角度は得意なので、次もまた決めたいです。監督からはゴールというのを口酸っぱく言われていましたし、練習の時からどういう形でゴールを決めるかというのは、毎日寝る前にもイメージしていました。どんな形であれゴールは目標にしていました。それが結果に結びついて良かったです」

村田航一選手
「勝ち点3を取りたかったので、そこは率直に悔しいですが、全体としては前節を0-3で負けてしまったので、しっかり手堅くいこうと話していました。全体としてはそこまで悪くはなかったのですが、勝てなかった所は一番の反省点です。本当に久々の有観客の試合で、水戸のサポーターの方はいらっしゃらなかったですが、見てくださる方がいて、自分の中では昂ぶるものがありました。今度は水戸のサポーターの前でまた熱い試合をして勝利を届けられたらいいなと思います」