〇森直樹監督
「見ての通り、前後半の入りで失点してしまったことがすべてでした。前半、その中で自分たちのやりたい部分を出せて同点には追いつけたんですけど、後半のところでまた同じ過ちを起こしてしまったことがゲームを難しくしてしまった。1年通して課題だったセットプレーの守備が最終戦にも出てしまったことを残念に思っています。攻撃に関しても、最後のアタッキングエリアの質、精度、入って行き方をもっともっと改善していかないといけないと感じたゲームでした。でも、選手たちは辛抱強くゴールに向かって戦ってくれたので、そういうところには成長を感じています」

〇大崎航詩選手
「シーズン通して、ずっと完敗という感じのチームはなくて、どちらかというと、自分たちで崩れてしまうことが多かった。今日も立ち上がりでカウンターを一発食らって、そこから流れが悪くなってしまった。後半の入りに、はっきりしておけばいいところをつなごうとして引っかかって失点するという、自分たちが陥りがちなことが出たなというところがありました。そういう悪い癖が直りきらなかったというシーズンでした」

〇長尾優斗選手
Q.5カ月ぶりの試合出場となりました。どんな思いでピッチに入りましたか？
「アウェイの愛媛戦以来だったので、そこから怪我もあって、苦しい思いや悔しい思いをしてきて、その分のパワーを出そうという気持ちでピッチに入りました」

Q.いい入りが出来て、長尾選手らしいプレーを発揮したように感じました。
「ラスト30分ぐらいの出場だったので、違いを見せるためには最初から自分らしいプレーを出すことが大事だと思っていました。入りから自信を持ってプレーできたことで、何本かいいパスを出せましたし、自分を中心に攻撃を展開できたことは良かったんですけど、試合を動かすことはできなかった。得点につながるプレーについては、課題だと感じました」