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ケーズデンキスタジアム水戸

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ケーズデンキスタジアム水戸

再開後初の有観客試合、したたかな相手を攻守で凌駕せよ

　前々節千葉戦（7/4）で0-3の完敗を喫したものの、チームは下を向くことなく、力強く前に進んだ。前節山形戦（7/11）では、それを証明してみせた。

　「われわれが今年やろうとしているサッカーを見つめ直した」（秋葉忠宏監督）。千葉戦では引いた相手に対してアグレッシブさを欠いてしまったものの、山形戦では「前」を強く意識する水戸のスタンスを前面に出して多くのチャンスを作り出した。特に際立っていたのは、攻撃から守備の切り替え。ボールを奪われた直後に厳しくプレスをかけて奪い返し、そこから二次攻撃を仕掛けて山形ゴールを脅かしていった。

　また、「水戸のDNAである粘り強さやハードワーク」（秋葉監督）を取り戻せたことも収穫だ。序盤こそホーム山形の勢いに飲まれて押し込まれる時間が続いたが、一人ひとりが体を張ってゴールを死守。集中した守備からリズムを作ることができていた。

　結果は1-1のドローに終わったものの、秋葉監督は「選手たちが自分たちに矢印を向けてトレーニングしてくれた成果が勝ち点1につながった」と誇らしげな表情を見せた。今節はさらに質を高めて、勝利につなげたい。

　今節ホームに迎える松本は堅固な守備をベースに1年でのJ1復帰を目指しているチーム。バランスを保ちながら、相手の隙をついてゴールを奪うしたたかさを強みとするリーグ屈指の強豪である。中でも右サイドで躍動する元水戸の鈴木雄斗には特に警戒しないといけない。我慢比べの様相を呈す可能性はある。その中で前節示した「スタンス」と「DNA」で相手を凌駕することが勝利の条件となる。

　今節はリーグ再開後ホームで初となる有観客試合として行われる。応援の声を出すことはできないものの、その思いは間違いなく選手たちに伝わっている。「水戸のサポーターの前で熱い試合をして、勝利を届けられるようにしたい」（村田航一）と選手たちはいつも以上の気迫を胸に戦いの場に挑む。

　「水戸ホーリーホック」のすべての力を集結させて、勝利をつかみ取りにいく。
（佐藤 拓也）

INTERVIEW

——今季、横浜F・マリノスから水戸に期限付きで加入しました。水戸の印象は？
「クラブとして上に行きたいという気持ちが強いクラブ。あと、選手とフロントスタッフの距離が近い。みんなで上を目指そうという雰囲気がありますよね。サッカー面では、練習量が多い。まだこの練習量に慣れていなくて大変です（苦笑）。でも、この練習量に慣れれば、僕自身より強くなれるという実感があります」

——4カ月の自粛期間を経て、6月27日にリーグが再開しました。どういう気持ちで臨みましたか？
「自分が水戸に来た理由をもう一度思い出して挑もうと思いました。練習から自分が周りに合わせるのではなく、周りを引っ張るぐらいの気持ちでやらなければならない。加入当初はそういう気持ちでやれていたと思うんです。でも、時間が経つにつれて、その思いが薄れていったというか、日々の練習だけで精一杯になってしまっていたところもありました。だから、『J1に行くんだ！』という強い思いをもう一度持ち直してリーグ戦に臨みました」

——今節、どういうプレーを見せたいですか？
「今は自分のことよりチームのことが大事。自分のプレーよりもチームの勝利のためにプレーしたいという思いが強くなっています。この感情は試合に出続けないとわかない感情かもしれません。そのためにも水戸らしい堅い試合をしたい。リーグが再開してから失点が続いているので、まずは簡単に失点しないことを強く意識したい。今年のチームはボールを持てますし、どの相手に対しても攻勢に試合を進めることができるという自信もあります。でも、勝つためには失点をしないことが大事になってくる。J2はJ1のように一人で打開できる選手がいないので、堅く戦えるチームの方が強い感じがします。水戸もいい守備ができている手ごたえはあるのですが、思わぬところで失点してしまっている。そういう失点をなくさないと昇格は難しいと思います」

——本来の水戸らしさである粘り強さを出していきたいということですね。
「失点しないことでリズムが出てくると思います。それが自信になる。簡単に失点すると、失点癖がついてしまう。押し込まれても『大丈夫』と思えるか、『失点してしまうんじゃないか』と頭をよぎるのかでは全然違います。見ている人も安心して見ていられるチームにしていきたい」

——最後にサポーターにメッセージをお願いします。
「僕らは本気でJ1に行くと思って、日々練習に打ち込んでいます。今節からスタンドにお客さんが入れるようになりますが、みなさんの思いが僕らの力になります。サポーターのみなさんのパワーを受けながら、一緒にJ1に行きたいと思っています」

当日	【エンゲート】 試合限定イベントエントリー開始
14:30	駐車場開門
16:30	場外イベント・グッズショップ開始 / サポーターズクラブ会員 先行入場開始
16:50頃	スターティングメンバー発表
17:00頃	一般入場開始
17:20頃	【Twitter】選手バス入り配信
18:15頃	【Twitter】ウォーミングアップ 配信
19:00	試合キックオフ
21:30頃	【Twitter】試合後選手インタビュー配信
22:00	エンゲート 試合限定イベント締め切り

※タイムテーブルは予告なく変更となる場合も
ございますので、予めご了承ください。

SPECIAL MOVIE

スペシャル動画

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水戸ホーリーホック vs. ジェフユナイテッド千葉 2020.7.4 明治安田生命J2リーグ 【DAZNハイライト】

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ザスパクサツ群馬 vs. 水戸ホーリーホック 2020.6.27 明治安田生命J2リーグ 【DAZNハイライト】

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水戸ホーリーホック vs. 大宮アルディージャ 2020.2.23 明治安田生命J2リーグ 【DAZNハイライト】

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【eスポーツ】沼田社長がeスポーツに挑戦してきました！

STADIUM INFOMATION

会場・アクセス情報

K’S DENKI STADIUM MITO

■路線バス
ホームゲーム開催日：水戸駅北口4番乗り場、赤塚駅南口1番乗り場より茨城交通バスの路線バス増発がございます。
通常：水戸駅北口6番乗り場より関東鉄道バス「市立競技場」下車

■お車
高速道路を利用する場合は、常磐自動車道「水戸」ICより約10分
駐車場：スタジアム併設駐車場/臨時駐車場

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7/29 WED. 19:00-

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PLAYERS

水戸ホーリーホック2020シーズンの
注目選手たちを紹介！

山田 康太

ポジション：ミッドフィルダー
生年月日：1999.7.10
身長/体重：175cm/68kg
出身地：神奈川県

今季、2019年J1王者横浜F・マリノスから期限付き移籍で加入。
昨年のU-20W杯の日本代表にも選ばれた通称「ハマのプリンス」。華麗な技術で攻撃に変化を加えるだけでなく、ハードワークと球際の強さで相手の攻撃を潰す。「水戸のプリンス」は二つの顔を持つ。

山口 一真

ポジション：フォワード
生年月日：1996.1.17
身長/体重：175cm/70kg
出身地：東京都

同じ茨城県をホームとする鹿島アントラーズより期限付き移籍で加入。
まばゆいばかりの輝きを放つ才能という宝物をくすぶらせるわけにはいかない。覚悟を込めた背番号10。鋭い眼光で可能性を切り拓く。
誰もが「覚醒」を期待する新エース候補。

村田 航一

ポジション：フォワード
生年月日：1996.9.6
身長/体重：178cm/78kg
出身地：宮崎県

2019年、ルーキーイヤーながら躍進したチームを牽引したフォワード。
今年は2年目となり、大手企業への就職よりプロの道を選んだ。「サッカーをする意義」を胸に刻む男の強さを見せる。

細川 淳矢

ポジション：ディフェンダー
生年月日：1984.6.24
身長/体重：182cm/74kg
出身地：埼玉県

水戸在籍9年目、本間選手と並び「水戸」の歴史を知るベテラン。
どんな時でもチームに明るさをもたらす、水戸の太陽だ。誰からも慕われるこの男の信頼感が求心力となり、強固な一体感を作り出す。

本間 幸司

ポジション：ゴールキーパー
生年月日：1977.4.27
身長/体重：185cm/84kg
出身地：茨城県日立市

水戸ホーリーホックの歴史は本間幸司の歴史でもある。クラブの過去も未来も背負い、魂でゴールを死守する。すべては水戸のために。

ABOUT “HOLLY HOCK”

茨城県水戸市をはじめ9市町村をホームタウンとする日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）に加盟するプロサッカークラブ。 1994年にFC水戸として創立、2000年よりJリーグへ加盟しました。
ホームスタジアムはケーズデンキスタジアム水戸（茨城県水戸市小吹町）。
ホーリーホックは英語で「葵(あおい)」の意味で徳川御三家の水戸藩の家紋である葵から引用した。

クラブミッションである「人が育ち、クラブが育ち、街が育つ」のもと、2019年は過去最高の7位、観客動員数も過去最高を記録。勝ち点「1」でプレーオフ進出を逃した昨年の結果をうけ、悲願のJ1昇格に向けて2020年は「勝負の一年」となる。

水戸ホーリーホックについて
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