GRASS ROOTS FARMとは 水戸ホーリーホックの本拠地がある茨城県は、北海道に次ぐ農業生産量を誇る一方、耕作放棄地の増加や農業従事者の高齢化といった問題を抱えています。 2022年の統計によれば、県内の耕作放棄地面積は約10,000ヘクタールで、農地総面積の約5%に相当します。また、農業従事者の平均年齢は67歳で、60歳以上が全体の約70%を占めています。 この課題に正面から取り組んでいくには、自らが農業を実践して 盛り上げていくしかない!と2021年に立ち上げたのが GRASS ROOTS FARM(GRF)です。 最新情報を発信中! 主な取り組み 農業城里町の畑GRFボランティア 道の駅ブースうめえ商品の販売商品加工 GXプロジェクト GRASS ROOTSFARM BOX 農業 「城里町の畑」 GRASS ROOTS FARMは、水戸北インターから城里町のアツマーレに向かう途中のテニスコート5面分くらいの小さな畑から始まりました。 1年目はクラブスタッフが中心となってにんにくの栽培に挑戦、サポーターたちも加わりにんにく・たまねぎを栽培した2年目、化学肥料を一切使わず「たい肥」にまみれ、農薬を使わないため草と格闘し、3年目には「農業スキル」も上がり、にんにくとたまねぎに加えて大根、人参、ジャガイモ、そして夏野菜と、どんどん品種を増やしていきました。 最初は遠くから様子を見ていた近隣の方たちにも暖かく受け入れてもらい、クラブ・サポーター・住民の「全員」で農業をやっています。 GRFボランティア 農業と天候は切っても切れない関係。「暑くなる前に苗を植えたい!→今週はホームゲームがない→みんな集まれる?」とSNSで呼びかけて集まってくれたメンバーが今ではGRFボランティアの中心メンバーです。最初は、SNSのアカウント名しか知らない関係。 そんな人たちが「サッカー」という共通点のもと、畑に集まり、共に汗を流し、一緒に食事を囲む仲になりました。 GRFボランティア募集中 ※GRFボランティアにご登録いただいた方へ、圃場での作業などGRASS ROOTS FARMでの活動をご案内させていただきます。 ご案内させていただいた情報の中から、ご都合の合うタイミングで活動へご参加いただけます。 詳しくはこちら 申し込みはこちら 道の駅ブース GRASS ROOTS FARMの担当者は茨城県外出身。 茨城に引っ越してきて、すぐにこの地が好きになりました。 おいしい海の幸と山の幸、里山の風景や水平線から上がる綺麗な太陽。全国に自慢できることがたくさんあります。 そんな我々のホームタウンをホームタウンに住んでいるサポーターは本当に好きなのか? 改めて自分達が住んでいる場所のいいトコロ、美味しいモノを再認識してほしい。 そんな気持ちでホームゲームのスタジアムに「道の駅ブース」は出店しています。 うめえ商品の販売 ホームタウンにはまだまだ知らない「うめえもの」が たくさんあります。 GRASS ROOTS FARMスタッフが厳選したホームタウンの美味しい商品を仕入れて、クラブの発信力を利用して宣伝しながら販売しています。 自分達の畑はもちろん、ホームタウンで採れた野菜や 果物もたくさん並んでいます。 商品加工 『商品✕加工』で新しい商品を生み出したりも しています。 畑で採れたさつまいもを干し芋に加工して販売したり、 ホームタウンのお米を甘酒にして販売したり。 「お菓子のきくち」とはコラボレーションして、TOPチーム選手の補食を開発して、一般販売もしています。 GXプロジェクト 化石燃料からクリーンエネルギーへの転換を図る取り組みである GX(グリーントランスフォーメーション)プロジェクト。GRFでは農業大県である茨城の地域課題である耕作放棄地を活用し、農業を行いながら太陽光発電を行うソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)に挑戦します。 生み出した電気は地域に還元にし、農産物は新しい加工品なども 作りながら地域を通じて展開していくことで、地産地消を前提とした「循環型独立共生圏」のモデルの確立を目指していきます。 社会課題 近年の地球温暖化は、多くの異常気象と気候変動を生み出しています。サッカー界でも、熱中症の危険や大雨などによる試合中止など、さまざまな影響が出ています。 地球温暖化対策は一人一人の意識を変え、行動を変え、社会を変えていくことが不可欠。水戸ホーリーホックはサッカーがある風景を守るために、Jリーグと共に 気候変動アクションに取り組んでいきます。 地域課題 茨城のアイデンティティである農業の最大の問題は、農家の高齢化や世継ぎ不足により耕作放棄地が増加していること。 の耕作放棄地の有効な活用事例を示すために、農業の新たな価値作りに挑戦します。自然由来の肥料で作られた農作物から、地域の障害者施設などにもご協力いただきながら新しい健康加工食品を生み出し、さまざまなプラットフォームを活用して販売していくことで、6次産業化のビジネスモデルを示していきます。 パートナー企業 GRASS ROOTS FARM BOX 販売中! 水戸ホーリーホックの農事業「GRASS ROOTS FARM」のサブスクリプションサービスです。 茨城県の美味しい野菜と水戸ホーリーホックをお楽しみいただけるBOXを毎月、皆さまにお届けいたします。 詳しくはこちら
GRASS ROOTS FARMとは
水戸ホーリーホックの本拠地がある茨城県は、北海道に次ぐ農業生産量を誇る一方、耕作放棄地の増加や農業従事者の高齢化といった問題を抱えています。
2022年の統計によれば、県内の耕作放棄地面積は約10,000ヘクタールで、農地総面積の約5%に相当します。また、農業従事者の平均年齢は67歳で、60歳以上が全体の約70%を占めています。
この課題に正面から取り組んでいくには、自らが農業を実践して
盛り上げていくしかない!と2021年に立ち上げたのが
GRASS ROOTS FARM(GRF)です。