◯森直樹監督
「まず、日本列島で台風の影響があったと思いますが、無事に試合を開催することができたことをスタッフやチーム関係者、愛媛FCさんに感謝しています。ゲームに関しては、入りから自分たちのリズムでできたんですけど、一瞬の隙やスプリントで戻らないといけないというところで、隙が出来て失点してしまったことは今後の反省材料だと思っています。その中で早い段階で同点にできたことはこのゲームを勝ちに持っていけた重要なポイントだったと思っています。選手たちは失点してから気落ちすることなく、やるべきことを徹底してやってくれたことが良かったと思っています。それを90分間、厳しい時間帯もありましたけど、同じベクトルを合わせて戦ってくれたことが大きかったと思っています」

◯大崎航詩選手
「早い内に失点してしまって、ちょっと失点の仕方も良くなかった。前半の早い時間だったので、あそこでもらう前ぐらいからタツ（櫻井辰徳選手）から来たら打とうと思っていました。やはりああやって足を振ると何かが起きると改めて思いましたし、あそこで安牌なプレーよりも怖いプレーをした方が前半は特にいいかなと思いました。それが報われたので、良かったと思います」

〇新井晴樹選手
「PKを獲得した瞬間、（長井）一真が本当にいいパスを出してくれた。あれは本当に練習から98年組の一真、（大崎）航詩、俺、プラスアルファで（草野）侑己君の4人の関係性をめちゃくちゃ作っていたんです。一真からワンツーと聞こえて、栃木戦のアシストした場面も一真とのワンツーだったんですが、それがフラッシュバックしました。ワンツーでもらおうとしたら、あいつが1個溜めて出してくれたのでペナに侵入できた。それで獲得した瞬間に俺が蹴ろうと思って、ボールを探して蹴りました。1年間海外に行っていたのもあって、なかなかJリーグでセレッソに入っても出場機会がなかった。水戸に入って点を取れないのに、濱さん（濱崎芳己元監督）も森さんも僕のことを信じて使ってくれて、本当に勝利で恩返しするしかないと思っていました。本当に感謝しています」