〇森直樹監督
「首位争いをしている横浜FCさんをホームに迎えての試合だったんですけど、今シーズンはじめてシステム変更して臨みました。天皇杯を終えて3日間しか準備期間はなかったんですけど、その中で選手たちはしっかりと戦ってくれたと思っています。その中で2対0まで持っていったんですけど、天皇杯、山口戦と同じ課題で終盤に追いつかれることを繰り返してしまいました。中断期間に入りますので、そこはチーム全体で詰めていかないと、同じことをまた繰り返してしまう。そこは選手たちにも伝えましたけど、一つ修正ポイントだと思っています。ただ、新しいシステムが機能したので、またオプションとして、チームとして戦い方の幅が広がるかなと思っています」


〇草野侑己選手
「古巣相手ということで、今シーズンで一番楽しみにしていたゲームでした。僕自身、キャプテンもやらせてもらって、チームを引っ張っていく立場でした。そこでゴールを取れたことは良かったんですけど、勝てなくて悔しかったです。得点場面は気持ちで押し込んだ感じですね。もう少し前にボールが来たら、ワンタッチで押し込むだけだったんですけど、少しマイナス気味だったので、体勢が浮いてしまって、ダイレクトで打ったら浮くなと思ったんです。フリーだったので、落ち着いてトラップしてシュートを打ったんですけど、足を滑らせてしまいました（笑）。それでも入ってよかったです」


〇櫻井辰徳選手
「前半はボールを持つ時間がありましたし、いい試合ができたと思います。ただ、2点取ってからの試合運びのところで、守るのか、つなぐのかという意思統一が難しかった印象です。前半は狙いとしていた展開ができていましたけど、後半2点取った後にあれだけ引いてしまったら、いつかはやられる。自分がボールを受けることもそうですし、味方に『もっとつなげ』と伝えることも必要だったと思っています。ボールを失うことへのネガティブな感情を持ってもらいたい。もっとボールを大切につないでいかないといけないと思います